障害者枠に応募する際、履歴書の自己PRポイントは何を書けばいいの?面接を見据えて準備しましょう | ESJコンサルティング
障害者枠に応募する際、履歴書の自己PRポイントは何を書けばいいの?面接を見据えて準備しましょう | ESJコンサルティング

障害者枠に応募する際、履歴書の自己PRポイントは何を書けばいいの?面接を見据えて準備しましょう

  1. 目次
  2. 1.自己PRとは
  3. 2.自己分析
  4. 3.自己分析の方法
  5. 4.自己PRの作り方
  6. 5.自己PRを作るときのポイント
  7. ①応募する企業に沿ったアピールポイントを伝える
  8. ②アピールポイントの具体的な根拠を示す
  9. ③応募する企業ごとに変える
  10. ④書いて終わりではない
  11. 6.まとめ

就職・転職活動では作成が必須の履歴書

企業の採用担当者が一番初めにあなたを判断する重要な書類であるため、そこでどれだけアピールできるかが大切です。

しかしどのように自己PRを考えて書けばいいのか分からない、といった声は多く、求職者の皆さんが共通して頭を抱える部分でもあります。

自己PRがしっかりと作成できていれば、履歴書上だけでなく、その後の面接でも役に立つことでしょう。

この記事では、自己PRの作り方とそのポイントについて解説していきます。

 

1.自己PRとは

自己PRは、あなたが企業にとってどれだけメリットのある人材であることを明確にし、あなたの強みや熱意を伝えるものです。

前段にもある通り、履歴書の自己PR欄が企業の採用担当者が、あなたがどのような人材であるのかを知る、一番初めのタイミングです。

そしてそのタイミングは他の求職者の自己PRを見ているタイミングであるため、そこで他の求職者よりもアピールできていることが採用につながります。

 

2.自己分析

自己PRを考えるのに必要なステップとして「自己分析」があります。

ざっくばらんに自分のアピールポイントを並べただけの文章では、何を伝えたいのか分からず、冗長になり、より良い自己PRとは言えません。

企業の採用担当者は、あなたの自己PRから「あなたを採用した後の姿」が具体的にイメージできるかを見ています。

まずは自己分析をし、自分がどのような人間なのか、どのような能力やスキルを持っているのかを整理した上で、自己PRを考えていくと良いでしょう。

 

3.自己分析の方法

①これまでの人生の中で、努力してきたこと、喜怒哀楽・感情を揺さぶられたこと等を思いつく限り書き出す。

②書き出したものの「原因や理由」を深掘りして、あなたの価値観や考え方を集める。

③集まった価値観や考え方を共通項でまとめていく。

④まとまった共通項を整理すると、あなたがどのような人間なのか見えてきます。

 

4.自己PRの作り方

基本的に履歴書の自己PR欄に記載することがほとんどですが、履歴書のフォーマットによっては枠が小さく書ききれない場合もありますので、その際は別紙を作成しても問題ありません。

企業から「○○文字以上、△△文字未満」といった文字数の指定があった際には、△△文字の8割以上は記載するようにしましょう。○○文字ギリギリだと積極性に欠けると判断されることもあります。指定がない場合は、おおよそ300~500文字程度での記載が一般的です。

 

5.自己PRを作るときのポイント

①応募する企業に沿ったアピールポイントを伝える

あなたのアピールポイントとなる能力やスキル、熱意を全て記載すれば良いというものではありません。

応募する企業が求める人材とはどういった人材なのかを理解し、それに関連したアピールポイントを関連度の高いものから記載しましょう。

関連度が低いアピールポイントしかない場合は、仕事全般的に見て長所となりうることを書きましょう。

けるべきはアピールポイントが無いということです。

また障害者雇用を目指す場合、抱えている障害と関連したアピールポイントがあると、あなたが障害とどう向き合っているのかが分かるので、企業側としては知りたい情報です。

2.自己分析でもお伝えしましたが、大切なのは、採用担当者が「あなたを採用した後の姿」が具体的にイメージ自己PRであるか、ということです。

②アピールポイントの具体的な根拠を示す

アピールポイントをただ記載するだけでは自己PRになりません。

そのアピールポイントはどのくらいのレベルなのか、実績はあるのか、なぜアピールポイントとして記載したのかを具体的に記載する必要があります。

ここでいう実績は目に見えた数字や資格だけでなく、第三者からの感想・反応・意見などでも良いでしょう。

 

③応募する企業ごとに変える

納得のいく完璧な自己PRができたので、それを応募する全ての企業の自己PRに使うのはなるべく控えましょう。

なぜなら①でお伝えした通り、全ての企業に沿った自己PRなど存在しないからです。

仮にあったとしても、それは当たり障りのない、採用担当者の目にも留まらないような自己PRとなる可能性が高いです。

ですので、自己PRは1つだけ作成すれば良いというものではなく、企業ごとに合った自己PRを作成する必要があります。

 

④書いて終わりではない

自己PRは書類選考通過のために作成するものではありますが、その後の面接や採用後にも影響してくるものです。

書類選考通過のために、好印象を残そうと嘘や話を盛って自己PRしてしまうと、面接時に自己PRに基づいて質問をされると辻褄や整合性が合わなくなったりして、上手く回答できないことが多々見受けられます。

また面接も通過し、採用にいたったとしても、実際に働いてみると企業が思っていた人材ではなかった場合には、解雇や契約解除といったことに陥りかねません。

ですので、自己PRはあなた自身を良く見せることは必要ですが、嘘や話を盛ったりせず、あなた自身の持っているアピールポイントを、素直に等身大で作成しましょう。

 

6.まとめ

ここまで、自己PRの作り方とそのポイントについて見てきました。

自己PRは採用担当者の判断を左右するとても重要な項目であり、応募する企業が求めている人材に合致するようなアピールをする必要があります。

あなたのアピールポイントは何でしょうか。

この記事を参考にして、企業の目に留まる自己PRを一緒に考えていきましょう!