- 目次
- 障害者雇用における採用面接の特徴
- 一般的に聞かれる共通した質問
- 自己紹介・自己PR
- 志望動機
- 得意なこと(長所)、苦手なこと(短所)
- 職務経歴やキャリア
- 退職理由
- 転職理由
- 障害者雇用で多く聞かれる質問
- 自身の障害
- 服薬とその副作用
- 勤務中の対処方法
- 配慮事項
- 採用面接時で面接官に聞くべきこと
- 面接官が見ていること
- 身だしなみ
- 口調・話し方
- まとめ
就職活動や転職活動において、採用面接は避けて通れないものです。
障害者雇用においては一般就労枠に比べ、面接は重要視されています。なぜならば一般就労枠にはない「障害」というテーマをお互いに理解し合わなければならないからです。
しかし実際の面接では何を聞かれ、何を話すべきなのか分からず、面接に対して苦手意識を持っている方も少なくありません。
この記事では実際の面接でよく聞かれる質問とそのポイントなどを紹介していますので、採用面接対策の一つとして確認していきましょう。
障害者雇用における採用面接の特徴
一般就労枠と障害者雇用、どちらの採用面接でも聞かれる質問はある程度共通しています。
そして障害者雇用の採用面接では、一般就労枠で聞かれる質問に加えて、ご自身の障害に関する質問がされるという形になります。
ここからは「共通した質問」と「障害者雇用で多く聞かれる質問」に分けて、実際の質問を見ていきましょう。
一般的に聞かれる共通した質問
自己紹介・自己PR
どの採用面接でも必ず聞かれると言っていい質問の1つです。
面接官は、書類選考でしかあなたのことを知らないので、実際の話し方や口調などから、あなたがどういった人なのかを知るための質問です。
質問が想定されるが故に回答の用意がしやすいため、自分語り・冗長にならないように注意しましょう。
志望動機
1とセットで必ず聞かれる質問の1つです。
なぜ他の企業ではなくこの企業に入りたいのか、なぜ自分に合う企業だと思ったのか、面接官はあなたの意欲や本気度合いを知るための質問です。
面接を受ける企業自体のことや、競合他社などの関連情報を調べると、より良い志望動機が作れます。
得意なこと(長所)、苦手なこと(短所)
誰にでも得手不得手なことがあり、苦手なことがない人間などいません。
この質問では苦手こと(短所)も素直に答え、それをどのように克服していきたいと考えているかを答えられると積極性もアピールすることができます。
また得意なこと(長所)は、この企業でどのように発揮できるかを答えると、企業側に採用するメリットとして伝える事ができます。
4~6は転職活動の際によく聞かれる質問で、障害者雇用も転職によるものが多いので紹介します。
職務経歴やキャリア
あなたがこれまでどのような仕事に就いてきたのかを知りたがっています。
専門職などの経歴があれば企業側にとっても、あなたを活かすことが出来る職場を提供しやすくなります。
また経歴と合わせて新たにチャレンジしたいことも話せると、働く意欲も伝えられます。
退職理由
これまでの仕事の退職事由が、この企業でも当てはまってしまうのかを確認しています。
またその理由がトラブルなのか、問題を起こしたのか、障害によるものなのかによって、企業側もリスクを回避したいと思っています。
もし悪印象になるような理由であれば、採用面接ではそこを克服したいと考えているところまで伝えた方が良いでしょう。
転職理由
2志望動機の内容に加え、前職とのつながりも踏まえて話せるようにしましょう。
障害者雇用で多く聞かれる質問
ここからは障害者雇用における採用面接特有の質問をいくつか紹介します。
自身の障害
障害者雇用の面接ですので、この質問は必ず聞かれます。
これは面接官が一番知りたい項目なので、具体的に正しい情報や障害の特性を伝えましょう。
ただ面接官が全員障害に関する知識があるわけではないので、専門用語などはなるべく控え、初めて聞く人にも理解できるように話すことを心掛けましょう。
服薬とその副作用
抱える障害によっては服薬が必要なことも多く、薬の種類によっては眠気や吐き気といった副作用をもたらすものもあります。
面接官は薬名を知りたいわけではなく、服薬頻度やその副作用によって、企業側はどのように対応すればよいかをあらかじめ知りたがっています。
勤務中の対処方法
前述の服薬にも共通する質問です。服薬の有無に関わらず、抱える障害の影響が勤務中に出てしまうことが考えられます。
その影響がどういった時に表れるのか、そしてその時はどう対応したらよいのか、あらかじめ伝えおくと親切です。
配慮事項
既に障害者雇用を行っている企業であれば、抱える障害や障がい者自身に対しての理解はあると思われますが、初めての採用または数が少ない企業だと、どのような配慮や理解が必要なのか把握できていません。
座席の配置といったアクセシビリティに関すること、業務や通院休暇に関することなど、企業の配慮が必要なことを伝えましょう。
採用面接時で面接官に聞くべきこと
障害者雇用では、一般就労枠とは異なり「障害」がどこまでもついて回ります。
ですので、自身の抱える障害の特性を理解した上で、企業のホームページや訪問でも分からなかった不安なことがあれば面接時に確認しておきましょう。
採用された後、思っていた環境で働くことができなかったとなると、また転職活動をしなければならなくなり、大変な負担となります。
それはあなた自身だけではなく、企業にとっても負担になりますので、お互いの心配事を解消できるでしょう。
面接官が見ていること
面接官は採用面接で、あなたの回答を聞きながらも、あなた自身のこともよく見ています。
質問の回答が全て良くても、不採用になることも往々にしてあります。
想定される質問だけではなく、以下のことにも注意して面接に臨みましょう。
身だしなみ
面接とは、言葉や文章からは読み取れない部分を見るために、直接顔を合わせて話しをするというものです。
したがってどれだけ良い言葉、素晴らしい回答ができたとしても、あなた自身の格好が社会人としてふさわしくない格好であった場合、全く説得力がありません。最低限の常識すらない人間だと思われてしまいます。
逆に多少回答が面接官の望む回答でなかったとしても、服装等が整っていれば好印象に受け取られる場合もあるため、身だしなみは採用面接に重要な要素の一つであると言えます。
身だしなみで注意するポイントは、
・清潔感があること
服装に指定がある場合や企業の社風にそぐわない場合を除いて、リクルートスーツを着ていけば間違いはないです。
もちろん身体の障害によってスーツが着用できないこともあります。
その際は華美にならない、柄のない無地の服といった落ち着いた印象のある服装を選択すれば問題はありません。
そして服装だけではなく、髪型、髭、爪なども整えていきましょう。細かなところまで面接官は見ているものです。
・マスクの色
新型コロナウイルス感染症の影響で長期間マスクの着用が義務付けられていましたが、ようやく終息に向かう中で、公共交通機関でも外せるようになってきました。
しかし採用面接といった場では、まだマスクの着用を求められることもあります。
その際には白色の不織布マスクが一番無難でお勧めです。
色付きや柄の入ったものだと、服装と同様に清潔感に欠けているという印象を持たれかねませんので注意しましょう。
口調・話し方
面接官はあなたを採用するか否かの判断をするという点では立場的にも上の立場になりますので、面接官に対しては敬語で話しましょう。明らかに年下だから、オドオドしているからといって、タメ口等を使うことは厳禁です。
面接官からは常識がなく、採用しても取引先に迷惑をかける恐れもあるため、絶対に不採用になります。好感が持てる話し方を心掛けましょう。
まとめ
障害者雇用の採用面接でよく聞かれる質問とそのポイント、面接時の注意点などを見てきました。
一般就労枠に比べ、障害に関することも聞かれるため、想定される質問は前もって準備しておくことで対策が可能です。
また面接は回答だけではなく、その他の点でも準備が必要なことは分かっていただけましたか?
この記事を参考にして、一緒に採用面接を突破しましょう!