障がい者雇用でもweb面接は当たり前!Web面接のコツとは? | ESJコンサルティング
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障がい者雇用でもweb面接は当たり前!Web面接のコツとは?

  1. 目次
  2. 1.Web面接とは
  3. 2.メリット
  4. ①移動が必要なくなる
  5. ②心理的な負担が軽減される
  6. 3.デメリット
  7. ①コミュニケーションのしづらさ
  8. ②面接中断の恐れがある
  9. 4.Web面接の流れ
  10. ①Web会議ツールの確認
  11. ②テスト接続
  12. ③当日~面接直前まで
  13. ④面接本番
  14. 5.注意すべきポイント
  15. ①Web面接を受ける環境
  16. ②身だしなみ
  17. ③利用するデバイス
  18. ④映り方
  19. ⑤目線
  20. ⑥声
  21. 6.障がいがある場合はサポートをお願いする
  22. 7.まとめ

現在の就職・転職活動では対面だけでなく、Web面接(オンライン面接)が当たり前のように行われるようになりました。

対面もWebも形式が異なるだけで、内容や重要度に変わりはありません。

ですがWebだからこそ注意すべき点やポイントがあります。

本記事では、Web面接の内容や流れを、押さえるべきポイントなどを通して解説していきます。

 

1.Web面接とは

Web面接とは、パソコンやスマートフォンを使って、オンライン上のWeb会議ツール等を用いて行う面接を指します。

新型コロナウイルス感染症の流行を契機に、全国で普及することとなり、今では多くの企業で採用されています。

企業によってそれぞれですが、一次面接のみWeb面接にしているところもあれば、最後まで全てWeb面接で行うところもあります。

 

Web会議ツールで多く利用されているのが、「Zoom」です。

その他、Teams、GoogleMeet、webex等種類は様々ですので、自分が受けるWeb面接が何のツールを利用するかは忘れずに確認しておきましょう。

 

2.メリット

①移動が必要なくなる

Web面接の最大のメリットは、やはりWeb会議ツールが使える場所であればどこからでも面接を受けられるということです。

対面での面接の場合、実際に企業から指定された場所へ訪問をしなければなりませんでした。

ですがWeb面接では、障がいによって移動が困難な方も、身体的・精神的な負担なく面接を受けることができます。

またテレワークを行うことのできる企業であれば、遠隔地であっても面接を受けることができ、企業選択の幅が大きく広がります。

 

②心理的な負担が軽減される

対面での面接だと、自分の知らない場所で面接官と面接をしなければなりませんが、Web面接では自宅からも面接を受けることができるため、少しでもリラックスをして臨むことができます。

 

3.デメリット

①コミュニケーションのしづらさ

Web面接ではカメラやマイクを通して、表情や声を認識します。

双方の通信環境にはよりけりですが、その認識にラグ(遅れ)が生じることもあり、スムーズにコミュニケーションが取れないこともあります。

また人間は誰かと対面で話をする際、表情や雰囲気から多くの情報を感じ取っていますが、Web面接では画面越しとなるため、実際に会って話をするよりもコミュニケーションに困難さを感じる場面もあるかもしれません。

 

②面接中断の恐れがある

Web面接を行う際には必ずインターネット回線やパソコンなどの電子機器を利用します。

自分の想定していなかったトラブル等によって、映像や音声が届かないことが考えられます。

原因が自分なのか、相手方なのか分からず、すぐに対処できない場合、面接を中断せざるを得なくなってしまうことがあります。

 

4.Web面接の流れ

①Web会議ツールの確認

企業等から面接の実施に関するメールが届き、そこには日時だけでなく、Web面接で使用するWeb会議ツールや注意事項等が記載されていると思いますので、確認をしておきましょう。

利用したことがないWeb会議ツールであれば、事前にインストールを済ませておきましょう。

インストールが不要なものの場合は、ブラウザでの接続方法などを確認しておきます。

 

②テスト接続

前日までに利用するWeb会議ツールのテストをしておきましょう。

基本的にどのツールでもテスト接続が可能ですので、そこでカメラやマイクの接続や出力、そもそもツールが利用できるか等、一通り確認します。

もし面接用のURLが開けない等、自分で対応できない不都合があった場合には、至急企業へ連絡し対応してもらいましょう。

 

③当日~面接直前まで

インターネット回線は何が原因で接続できなくなるか分かりません。

念のため②で行った確認をもう一度行っておきましょう。

その他、自分が面接を受ける場所の周囲に、面接の妨げになるもの(人や音が鳴るもの等)がないかチェックし、あれば排除しておきます。

準備が完了したら、面接時間の数分前には面接用URLに接続し、待機しておきましょう。

 

④面接本番

面接が始まってしまえば、対面での面接とほぼ変わりありません。

もし映像や音声が途切れてしまった場合、その場で意思疎通が取れる場合は事情を説明し対応します。

また意思疎通が取れなくなってしまった場合は、一度退出し再入出します。

それでも難しい場合は、早急に企業へ電話連絡を入れましょう。

 

5.注意すべきポイント

①Web面接を受ける環境

面接を受けるために適した環境の条件として、周囲の環境音と通信環境の2点を確認しましょう。

周囲の環境音が入らないのはもちろんのこと、面接の内容が第三者に聞かれないということも重要です。

またWeb面接が途切れないよう、安定した通信環境が整っている場所にします。

自分で環境を整えることができるため、一番望ましいのは自宅です。

その他の候補として、インターネットカフェ、貸部屋などがあります。

 

②身だしなみ

基本的にWeb面接中に映るのは胸より上部分のみとなります。

ですが面接官と実際に対面しないとはいえ、身だしなみは対面での面接と同様に整えておきましょう。

服装はきちんとスーツを着用し、髪も整え、清潔感のある身なりにします。

もし客観的に判断できない場合は、家族や友人に見てもらいましょう。

 

③利用するデバイス

Web会議ツールはパソコン以外にも、スマートフォンやタブレット端末等でも利用することができます。

やはり安定して利用することができるのはパソコンですが、手元にスマートフォンしかなく、面接当日までにパソコンが用意できないという場合であれば、スマートフォンでも問題ありません。

スマートフォンやタブレットで受ける際には、電源の接続やデータ通信料や通信環境について、注意深くチェックしておきましょう。

 

④映り方

胸から上、頭は切れないよう、カメラに収まる位置で面接を受けます。

いわゆる証明写真を撮るように映ることを想像してみてください。

まず自分が面接を受ける場所に座り、そこで上手く映るようにカメラを調整します。

高さが合わない場合には、本や箱などを利用して合わせるようにしましょう。

またスマートフォンやタブレットを利用するときは、手持ちではなく、必ず安定する位置に置いてから面接を受けるようにしてください。

 

そして背景にも注意してください。

自宅で面接をする場合、日常生活の様子が分かるようなものは取り除いておきましょう。

出来れば壁などを背景にすることが望ましいです。

Web会議ツールによっては、自動で背景を表示する機能があるものもありますが、何かの拍子に外れる可能性もありますので、オススメしません。

 

⑤目線

Web面接の場合、面接官はモニターに映っている姿ではなく、カメラが面接官の目線になります。

ですので、面接官の話を聞くときはモニターに映る姿を見て、自分が話すときはカメラ目線で話すようにしましょう。

モニターに映る面接官を見て話してしまうと、自分は目を見て話しているように思うかもしれませんが、面接官側は目線が合わずあまり良い印象を与えられません。

 

⑥声

自分の声がどのくらいの音量や明瞭さで届いているのか分からないのが難点です。

Web面接の際にはいつもより大きめの声で話すように意識をし、開始したらすぐに音量は大丈夫かどうかを面接官に確認しましょう。

マイクを通して相手に言葉を伝えるので、対面で話すよりも伝わりにくいと感じられます。

早口にならず、ハキハキと話すことも心がけましょう。

 

6.障がいがある場合はサポートをお願いする

目が見えない、耳が聞こえないという視覚障害・聴覚障害をお持ちの方もWeb面接を実施することがあります。

視覚障害の場合、会話での意思疎通は可能ですので、気を付ける点はカメラの映り方になります。

ご自身で確認することが難しいため、家族や友人など第三者に見てもらいましょう。

聴覚障害の場合は、基本画面には映りながらもチャット、いわゆる筆談で会話を行います。

また可能であればどちらの場合も、カメラには映らない場所でサポートしてくれる方に控えておいてもらえると安心です。

面接官も不測の事態などがあった際、対応してくれる方がいることに対して悪印象を持つことはありません。

 

7.まとめ

ここまで、Web面接の内容や流れなどを解説してきました。

Web面接も従来の対面面接と大きな変わりはありません。

その中でもWeb面接にはWeb面接にしかないメリットやデメリットがあることも分かっていただけたかと思います。

障害者雇用でも引き続きWeb面接を活用する企業は多いことが予想されます。

オンラインでの面接が可能になったおかげで、より多くの企業を選べるようになりました。

あなたに合った企業を一緒に探していきましょう。