障害者雇用で求められるスキルって？基本から身につけましょう！

障害者雇用での採用を目指している皆さんは、企業が求めている人材はどのようなスキルを持っている人材かご存知ですか。

障害者雇用で採用されている人材には、全員共通したスキルを持っていることがほとんどです。

この記事では、障がい者の方に求められるスキルを紹介しているので、読めば自分に何のスキルが足りていないのか、逆に人と比べて十二分に備わっているのか、理解することができるでしょう。

障がい者の方で、障害者雇用を目指している方は、ぜひチェックしてみてください。

１．身につけておきたいスキル

世の中には様々な企業や職種が存在するため、業務の中で求められるスキルに違いはあります。

しかしどの企業や職種であっても、共通して求められている最低限のスキルがあります。

ここで紹介する３つのスキルは必ず身につけるようにしましょう。

①体調管理、健康管理スキル

障害を抱えている以上、身体の状況、メンタルの状態など、ご自身の体調・健康には目を光らせなければなりません。

必要なことは、自分の障害の特徴や特性を把握しておくことで、自分はどんな時に体調が悪くなるのか、障害が悪化するのかが分かり、あらかじめ対処することができます。

そうすることで日頃から体調を安定させることができ、安定した仕事につながります。

日常的に体調・健康状態の維持を図ることは、仕事をしていく上で最も重要なスキルと言えるでしょう。

②コミニュケーションスキル

障害者雇用でなくとも、企業で働く上で必須スキルとなるのが、コミュニケーションスキルです。

どのような仕事であっても一人で仕事をする訳ではありません。

業務の中で分からないことがあったら、あやふやなまま自分だけで解決するのではなく、他の職員とコミュニケーションを取ることで解決することが多々あります。

そして障害のある方にとっては、仕事だけではなく、急な体調不良に襲われた際には周囲の助けを求めなければならない場面もあるでしょう。

コミュニケーションスキルを身につけることで、この後紹介するスキルにもつながっていきます。

③ホウレンソウ（報告・連絡・相談）スキル

「報告・連絡・相談」の頭文字を取って、「ホウレンソウ」という言葉は聞いたことがあるのではないでしょうか。

業務上のホウレンソウは重要で、仕事を円滑に進められるだけではなく、問題が大きくなる前に解決することにもつながります。

そして障害のある方にとって、自身の業務だけではなく、抱える障害についてのホウレンソウをしておくことで、緊急時には周囲の助けを求めやすくなります。

自分に必要な配慮がある場合には、話せる範囲で事前に伝えておきましょう。

ここまではほぼ必須と言えるスキルを紹介しました。ここからは身につけておくと、より重宝される発展的なスキルを紹介します。

①パソコンスキル

一般雇用でも障害者雇用でも、仕事をする上でパソコンを使用することがほとんどです。

また新しい働き方として「在宅ワーク」が国レベルで推し進められていることからも、パソコンを使えるということの重要度は年々高まっています。

※在宅ワークについてもっと知りたい方はこちらの記事もご覧ください。

プログラマーやSE(システムエンジニア)のような専門職でない限り、特別なパソコンスキルは必要ありませんが、タイピングやワード、エクセル、パワーポイント、メール送信などは、もはや一般的な仕事でも求められるところであります。

パソコンスキル関係の資格を取得することで、自身のスキルアップだけではなく、企業側にもスキルを取得していることが形として分かるため、友好的な方法だと言えます。

②柔軟に対応するスキル

職種によっては異なりますが、ほとんどの仕事ではずっと同じことをし続けていれば大丈夫、という場面はありません。

緊急性の高い仕事が入ること、これまで使っていたシステムが変わること、そしてご自身の障害の状態が変わること等といった状況に陥った際に、より柔軟に対応して仕事をしていけるのかも重要です。

この記事では障害者雇用で求められるスキルを紹介してきました。この他にも職種によって求められるスキルは様々あると思います。

けれどもまずはここで紹介したスキルは最低限必要になってくるスキルですので、是非ご自身で足りないと思うスキルは身につけていただき、一緒に障害者雇用を目指していきましょう。

また、人気の資格についてはこちらの記事で紹介していますので、ぜひご覧ください。